腸内環境って何なの!?
近年、雑誌やテレビコマーシャルなどでも「腸内環境を整える」といった表現が数多く使われていますが、皆さんは腸内環境を整えるという行為がなんで健康につながるのか、ご存じでしょうか。
「腸内環境を整えることが健康に良いことは知っているけど、なぜ整えることが良いことなのかは具体的に説明できない」という方も、中にはたくさんいらっしゃると思います。
しかし、腸内環境を整えることは健康な身体を目指す上でとても重要なことであり、腸内環境を整えることで期待できる効果というのも複数あります。
ということで今回の記事では「腸内環境を整えることがなぜ健康に繋がるのか?」というところをはじめ、腸内環境を整えるのに役立つ食材を3つほど紹介させていただきます。
今回紹介する食材を意識的に摂取することで、みなさんも健康な身体に繋がる腸内環境にしていきましょう。
なぜ腸内環境を整えるのか?
「なぜ腸内環境を整えるのか?」まず初めに、この疑問について解消していこうと思います。
一時期「腸活」というフレーズが少し流行になったのを皆様はご存じでしょうか。
その腸活というものも結局は今回のテーマである「腸内環境を整える」ということと全く同じなのです。
一時期ではあるのですが「腸活」という言葉が流行するほど、腸内環境を整えるということが皆さんの中で流行ったということなのです。
このことから、「腸内環境を整える」という行為が健康的な身体にとって大事なことであるともいえるのでしょう。
実際に腸内環境を整えることで期待できる効果には色々とあって、例えば「腸内環境が改善されると善玉菌が活発に働くので便秘の解消に繋がる」といったものや、「免疫力が上がる」というものもあります。
また「体内の善玉菌が増えるということは、悪玉菌の繁殖を抑えることになるため代謝を上げることに繋がる」という効果もあるため、肥満防止にも効果的なのです。
免疫力を高めておきたいご時世でもあるので、皆さんにとっても、とても重要なメリットですよね。
腸内環境を整える食材とは?!
さて、ここまでは「腸内環境を整える」ということに関して、どのような効果があるのかを具体的にまとめてきました。
ある程度のメリットはここまでの内容で分かって頂けたかと思いますので、ここからの記事では実際に腸内環境を整えるために役立つ具体的な食材を紹介していきたいと思います。
どの食材も普段の食生活に組み込めるものとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
食物繊維
日常生活の中でも聞きなじみのある「食物繊維」という栄養素。
これが多く含まれている食べ物は腸内環境を整えるのに重要と言えるのですが、食物繊維の中にも大きく分けて2つに分けることが出来るのです。
まず1つ目は「水溶性食物繊維」です。これは具体的に便を柔らかくしたり滑りを良くしたりという効果を持ちます。
またもう1つの「不溶性食物繊維」というのは、名前の通り「水に溶けない」という特徴を持つので腸に長時間留まり、糖質の吸収を緩やかにしてくれるという効果を持っています。
海藻類や柑橘系のフルーツ、きのこ類など色々な食材に含まれている食物繊維なのですが、こうした食材の大半には水溶性も不溶性も両方含まれているようです。
発酵食品
「発酵食品が身体に良い」という情報は世間でも有名な話なのですが、それは発酵食品には生きたままの酵素が数多く含まれているからなのです。
そんな有能な食品である発酵食品も、腸内環境を整える効果を持っています。
更に発酵食品に多く含まれる微生物には、免疫細胞を活性化させるということが分かっているため、腸内の免疫細胞への良い影響があるというメリットもあるのです。
オリゴ糖
オリゴ糖も一時期世間では注目を浴びていたのですが、オリゴ糖というのは具体的に糖類の一種であり、これも腸内環境を整えるのに一役買ってくれているのです。
しかしただの砂糖と大きく異なる点があります。それは「腸や小腸で吸収されずに大腸まで届く」ということ点です。
大腸にしっかりと届くことによって善玉菌のエサとなるので、結果的に善玉菌の数を増やすことに繋がるのです。
オリゴ糖は果物や豆類などといったものに多く含まれているのですが、「食物繊維とオリゴ糖を一緒に含んでいる食品」という食材も多いので、そういった食品を積極的に食べていくことで、効率よく腸内環境を整えることができると思います。
まとめ
便通を良くしたり免疫力を上げたりといった健康に良い効果が、腸内環境を整えることで手に入れることができます。
現代人では便秘に悩んでいる方も多いですし、このご時世ですから健康の為に免疫力もしっかりと上げておきたいところです。
こういったメリットを踏まえると、腸内環境は絶対に整えておきたいですよね。
皆様の健康の為にも、少しずつでもよいのでこうした食品を献立に組み込み、腸内環境を整えていきましょう!
最後まで見ていただきありがとうございました!